審査長: 熊谷 弘

審査員: 服部 敬

優勝(雄の部) 124番 碁石チャボ 

 胸張り良く、厚く、幅も十分で、短脚にて良好な体型である。羽色については碁石チャボ最大のアピール箇所である白黒の配色バランスが良く、斑も大きく、主尾羽の白い部分や襟の流れもなく良鶏である。頭部については鉢が大きく冠の大きさも理想的である。残念なのは冠前の切れに難点が挙げられるが、それらを考慮しても出品全体では他を圧しており雄部の優勝を勝ち取りました。

優勝(雌の部) 220番 浅黄チャボ

胸張り良く、厚く、幅も十分で、短脚にて良好な体型である。羽色については雌の浅黄チャボの標準を満たしている。頭、頸が濃藍灰色で背、翼羽、鞍羽、胸、腹、尾羽は藍灰色で各所に鮮明な濃藍灰色の覆輪が見事である。頭部については冠切れも良く、眼ははっきりと丸く、嘴も太く良好な健康度が窺えます。この写真からは主尾羽の拡張がやや不足がちに見えますが、全体的に纏まりがあり、雌の部では他を圧し、優勝を勝ち取りました。

準優勝(雄の部) 142番 桂チャボ 

 胸張り良く、厚く良好な体型である。本出品チャボの長所は体型に加え、桂チャボ最大のアピール箇所である副尾羽全体の覆輪が良好な事である。更に頸から体躯の白色度が高く、良好な羽色である。冠については側面からだけですが、厚さが感じられ、切れと大きさは理想的である。日常の飼育管理の良さが感じられ、良い仕上がりである。全体的に桂チャボとしての品位が感じられる。

準優勝(雌の部) 221番 白チャボ

 胸張り良く、厚く、幅も十分で、頸短く、短脚にて尾尺があり、拡張も良好で、見事な体型である。白チャボの羽色は白色度の高さが重要になりますが、本チャボは良好な白色度を呈している。頭部についてはやや小さい感はありますが、冠切れは良好で、雌としての可愛らしさ、品位が感じられ、雌部の準優勝を勝ち取りました。

inserted by FC2 system